This work was written early on in his career.
【Mermaid】今回紹介するのは"Thumbelina"(1835, Hans Christian Andersen). 比較的キャリア早期の作品ですね。確か私の叔母様よりも早かったはず。
【Zhener】えぇ、そうですね。それでは人魚ちゃん、粗筋をお願いします。
a little girl's adventure
【Mermaid】子供が欲しいのになかなか得られない女性が魔女のところに行きます。魔女は彼女に大麦の粒みたいなのを一つ分けてくれました。これを植えるとチューリップみたいな花が咲き、そのなかにはなんともかわいい女の子がいました。女性は彼女にThumbelinaと名付け一緒に暮らし始めました。
【Zhener】チューリップやヒヤシンスは球根から生えてきますよね?それでいいんだろうか・・・。
【Mermaid】まぁ魔女が分けてくれたものだから普通のはずがないでしょう。ところがこのThumbelinaに魔の手が忍び寄る。壊れていた窓からヒキガエルが侵入、Thumbelinaを気に入って連れ去ってしまった!このヒキガエルの息子のお嫁さんにしたいらしいのです。蓮の葉の上に置き去りにされてしまいました。
【Zhener】確かその息子、愚鈍なんですよね。
【Mermaid】ええ。しかしそこは大変に可愛いので味方が現れてくれます。今回は不憫に思った小魚たちが蓮の茎をかみ切って流れていくようにしてくれました。Thumbelinaは近づいてきた蝶に蓮の葉を引っ張ってもらう。するともっと蓮の舟は加速してとても楽しくなりました。
It happened some troubles.
【Zhener】醜いヒキガエルから逃げられてよかった。でもこれで終わりじゃないんだよね。
【Mermaid】ええ。Thumbelinaは今度はコガネムシにさらわれてしまったのです。最初はコガネムシは彼女を大変可愛いと思ってたのですが、他のコガネムシに見せびらかしたところ不評だった。周りに負けたコガネムシはを畑に置き去りにしてしまうのです。
【Zhener】所詮はムシケラ。それにしても許せんな・・・。
【Mermaid】Thumbelinaは苦労した挙句野ネズミのおばあさんのところに居候させてもらえるよう頼み込みます。幸いいい人・・・野ネズミだったので一緒に暮らすようになりました。仮死状態になっていたツバメの世話をしていたのもこの頃です。
【Zhener】ああよかった。彼女ではとても冬を乗り越えられないだろうから・・・。
【Mermaid】しかしまた困難がやってくる。野ネズミの知り合いのモグラが彼女を気に入り、求婚してきたのです。モグラは裕福なのですがお日様が嫌い。Thumbelinaは嫌だったのですが野ネズミも乗り気で・・・。
【Zhener】モグラはともかく適度に陽の光に当たっておかないと身体悪くするぞ?
【Mermaid】嫌々ながらも逃げることもできないThumbelinaは結婚させられることになりました。さあ彼女はどうなるのでしょうか?
Is "good looking" talent?
【Zhener】容姿がいいと得すること多いですね。子供向けのお話としては(真理だとしても)何だか哀しくなる。
【Mermaid】真児さんだって容姿いいじゃないですか。
【Zhener】あんまりアタシは得してない。まあ"Thumbelina"キャリア初期というだけあってそれほど印象には残らない気がするわね。
【Mermaid】他の作品がより優れていたからでしょうね。