“Manon Lescaut” is bad novel. Because it has seriously fault.

Manon Lescaut is one of the most popular girl in liteleture.

【Mermaid】今回は“Manon Lescaut”(1733)を紹介します。正式名称は。かなり後世に与えた影響は大きく、演劇や映画の題材によく使われています。有名なのはこれかな。


【Zhener】(マノン役のセシル・オーブリを見て)あれ?一応美少女なんだろ?年齢も十代みたいだし。やたらと老けてねえかこのマノン?人魚ちゃんはどう思う?


【Mermaid】第一声がそれですか真児さん・・・確かに美少女とは言い難いけど、作中では特に間違ってはいないんですよこれが。


【Zhener】Why is it?


【Mermaid】In this novel, Manon's face & figure was not drawn in concretive. そしてそれ故に、各々が自由にマノンさんの容姿を描くことができるのです。ちょっと得してますね。


The story's essense is bad.

【Zhener】で、その美少女マノンはどんななの?あらすじの紹介をよろしく。


【Mermaid】粗筋・・・というよりは内容の方向性かな。物語は主人公のシュヴァリエ・デ・グリュー(騎士。ただし近世なので実質は下級貴族)の回想で彼が恋人のマノン・レスコーに振り回される生活とその顛末を描いています。


【Zhener】それだけ見ると楽しそうだな、なんか程度の低い倭国のマンガみたいで。


【Mermaid】それがそうでもないんですよ。デ・グリューさんは一目惚れしたマノンさんと同棲するんですが彼女が相当な浪費家で、そこから悲劇のような喜劇が繰り返されるのです。


【Zhener】具体的にはどんなの?


【Mermaid】ん?金策のためにデ・グリューさんはマノンさんの兄と一緒にインチキな賭博で稼ぎます。それなりにお金もできたのでさあ投資にでも回して不労所得を・・・と思った矢先に使用人にそれを持ち逃げされたりします。


【Zhener】アハハハ、こいつはいいや!


【Mermaid】17Cには既にTurip Bubbleがありましたしこれからそう遠くない将来SouthSea Bubbleがありますし、欧州では既に投資はあったんですね。それならこんなこともあったんでしょう!他には大資産家の老人をだまくらかして財産を巻き上げようとして失敗し二人とも別々の矯正施設に送られる。デ・グリューさんはマノンさんの奪回計画を立てては御者に裏切られたりする。遂にはこの二人、北米大陸のフランス植民地ヌーヴェル・オルレアン(現ルイジアナ州)に島流しになってしまうのです!


【Zhener】ん?デ・グリューも結構悪い奴っぽくねえか?


【Mermaid】それについてはまた後で。島流し後は流石のマノンさんも「自分は生涯もう贅沢はできない」ことを悟り二人助け合って細々とささやかな幸せを分かち合っていたんですが、それができなくなる。植民地の有力者(デ・グリューもお世話になっている)の甥シヌレが彼女を狙っていてとうとうDualに発展、デ・グリューさんは三ヶ月しかやってなかった剣術で彼を刺殺してしまう。


【Zhener】三ヶ月じゃあ基本しかできねえだろうな。まあそれがかえってよかったのかもしれねえけど。


【Mermaid】ただしそれはこの二人にとってルイジアナが安住の地ではなくなったことでもあった。砂漠の中の逃避行、そして二人の別離がやってきた・・・


【Zhener】うぅむ、どう茶化せばいいものか・・・


【Mermaid】ですがその後のデ・グリューさんには不思議と運がまわってくるのです。彼だけはフランス殖民地人に砂漠で発見され一命を取り留める。シヌレさんは峰打ちだったのか生存していた上彼は寛大だったので特に罰せられもしなかった。そして何度となく迷惑をかけてきた親友ティベルジュさんが遊びにやってきてデ・グリューさんは二人でフランスに帰国して大団円!正直「ちょっと待ってよ」でしたが。


The value of “Manon Lescaut” is the first novel of “Famme Fatale”.

【Zhener】人魚ちゃんよ、それは流石にご都合主義じゃねえですかい?当時のDualってEppeで突き合うんだろ?それでどうやって峰打ちができるんだよ?アタシがお前さんやマドと”剣の対話”する際にどんだけ注意を払ってるか・・・


【Mermaid】でも、真児さんは好きでしょ?


【Zhener】大好きです それは嘘じゃないっす


【Mermaid】そうきますか真児さんは。プレヴォー法師は軍隊経験ありますから。軍隊は段平だったのかもしれませんね(刀じゃないから峰打ちできるとも思えないけど)。 それはさておき、この小説の価値は物語や登場人物の精度・完成度ではなく画期的だったということです。これが欧州における最初の”Famme Fatale”だとか。惚れた弱みでマノンさんのために下級貴族の息子のデ・グリューさんがおかしなことをやっては失敗する。


【Zhener】その失敗を見て指差して笑う、ってことですかい?


【Mermaid】そこまでは言ってないけど、それもありかな。「貴族の息子が若気の至りでおかしなことをする話」で、マノンさんはその切欠。ただ・・・それ以外の役割を期待されていないのもあるのです。でも疫病神という役割なんだから複雑でしょうね・・・


マノンは中国文化圏では受けないかもしれないIn Chinese cultural area, Manon may hardly be accepted.

【Zhener】でもさぁ、疑問に思うんですよ。この女って容姿はそれなりにいいんだろうけど中身空っぽでしょ?いくら惚れてたからって本質が見えたら幻滅しない?いや中国小説とかもアタシらは絡んでるからさぁ・・・


【Mermaid】確かにそうですね。いかに役割がお人形さんだからってここまで中身がないのは。中身があった方がいいに決まっていますし。


【Zhener】


【Mermaid】


マノンの後継者であるカルメン

【Zhener】


【Mermaid】


【Zhener】マノンとカルメンは本質的には同じで、役割は果たしている。しかしマノンが天然なのに対し、カルメンは露骨にあくどい。極悪人形じゃねえか!!


【Mermaid】デ・グリューさんとDon Joseは幾つか共通点もある。まあ貴族じゃないDon Joseはしたたかに罰せられますが・・・


クラリ「あんなのと一緒にしないで欲しい」

【Zhener】


【Mermaid】


【Zhener】


【Mermaid】


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