This is one of the kick techniques.
【Zhener】今回紹介する技は拍脚伏虎/Paijiaofuhuか。モーションが大きい蹴り技なんで見栄えがする。実戦では・・・それなりに使えるのか。
【BaiNiang】インストラクターの立場としてはモーションが大きいということは運動量が多いということです。健康の維持増大が目的の愛好家にとってはよいことです。
【Zhener】まぁ、アタシらは健康なのはともかく実戦用武術をやってるから・・・。
【BaiNiang】勿論それもありですよ。柔軟性や筋力・筋持久力が必要なのは変わりませんから。
Basic movement of Paijiaofuhu
【Zhener】この技は左右両方あるんで、まずは左手左足が前の状態から。軸足（ここでは左足）の裏を床にべったりつけておく。左腕は左側面に大きく振り、右足はなるべく高く上に蹴り上げる。右足は膝・足首とも伸ばす。右手は前に出し、右足の甲を叩く。
【BaiNiang】顔位の高さには届いてほしいです。
【Zhener】蹴り足を軸足前に着地。右手は大体そのままで、側面に大きく出した左腕を右わきの下に通す。
【BaiNiang】この動作の際、軸足は踵を持ち上げておきます（盖歩）。わきの下を通した左腕ですが、左掌は外側を向く。
【Zhener】踵を持ち上げておいた左足を左外側に出し、身体を向け直して左弓歩になる。左腕は左外側に伸ばし、右腕は肘を曲げてお腹の前に。
【BaiNiang】この時には両手を握っておきます。
【Zhener】今度は右足方向に顔を向け直し、重心を左足にかける。左腕は肘を曲げて左拳を顔の左側近くに置く。これ、どっかで見たような・・・。
【BaiNiang】倭国の武術の”八相の構え”ですね。用法が同じかどうかは断言できませんが。
【Zhener】この状態では右半身になっている。これから右に向けていく。左右スイッチか。
【BaiNiang】この際に両腕を身体の前で交差させます、左腕が前です。両手は開く。
【Zhener】で、左右スイッチ完了。あとは今までの動きを左右対称にやる！姐々、これでいい？
【BaiNiang】えぇ、有難うございました。
How to use Paijiaofuhu in practice
【Zhener】実戦での使い方・・・男の股間を蹴り上げるの？その位しか使い道がわからん・・・。
【BaiNiang】大体合ってますよ(smile). 相手の頭や顔が低くなった時などにも使えます。
【Zhener】というか、その位しか使い道がない技なんだよね？
【BaiNiang】えぇ、そうですね・・・。
The way that bring your foot to higher-position
【Zhener】それと、足を高く上げるためのコツってのがあるのよね？アタシは特に苦労はしなかったけど・・・。
【BaiNiang】そうですね・・・まずは身体の柔軟性が高いこと。立位体前屈で床に両手がつく、股の間に頭が挟めるなど出来るようになりましょう。
【Zhener】アタシは柔軟性が生まれつき高かったから苦労はなかったけどね。他には？
【BaiNiang】足を高く振り上げるためにはそのための筋力が必要になります。具体的にはpsoas and the iliacus musclesですね。この拍脚伏虎はその腸腰筋を鍛えるのによい運動になります。そうでしたよね？
【Zhener】あぁ、アタシも姐々や師匠に何百回とやらされて階段上るのに難儀したよ(laugh). アレがあるから今があるんだろうけど。
