Mabukao is useful technique in the suddenly case.

"Kao" is Wushu's shoulder-attack.

【Zhener】今回紹介するんは・・・馬歩靠/Mabukaoか。肩での体当たりやね。倭国では90年代中盤にクソガキどもがよく物真似してたなあ。カウンターで当たると異常に効くらしいけど・・・。



【BaiNiang】私達としてはあそこからWushuに親しんでほしかったのですけどね。体当たりを認めている格闘技が極めて少なく、他の格闘技に転用が難しかったという事情はありましたが。


【Zhener】ラグビーやアメフトで転用できそうだったけどね。Pushing(ファウル)を取られないように、という前提でサッカーやバスケットボールでも使えそうだけど。


【BaiNiang】Kaoji靠撃全般であるならそれもよさそうです。それでは真児、馬歩靠の説明をよろしくお願いします。状況が少々特殊なので気を付けて。


Basic movement of Mabukao

【Zhener】はいよ。まずは自分の右手右足が前に出ていて、かつ相手のコンポジションが自分の左側(割と近く)にある場合から始めるよ。とりあえず左に動くことを考える。後足(左足)を左方向へ動かすようにし、上半身は両腕の反動も加えて右方向に大きく捻じる。


【BaiNiang】最終的には馬歩/Mabuになるのでそれで構いません。ただこの状態では足は宙に浮かせておいてください。上半身の動きでほかに説明はありますか、真児?


【Zhener】姐々、何かあるの?


【BaiNiang】両腕を右側に振って上半身を右に捻じるのはその通りです。この際に両腕は下から回します。右に捻じりたいのだから水平に捻じった方がよいのですが、型としてはそうなっています。


【Zhener】うん、インストラクターの時はともかく実戦では水平に振るよ・・・。


【BaiNiang】さて、上半身を充分に捻じってタメを作りました。それからどうします?


【Zhener】左肩で相手にぶつかる。両腕をしっかり振って右から左に捻り直し、タメを開放する。下半身は馬歩になってしっかりぶつかる。


【BaiNiang】相手との距離がどうなるか分かりませんが、半馬歩か馬歩になります。私としては馬歩でなるべく低い部分にぶつかりたいのですがね。あと両腕を右から左に振り戻す際に肩より先に腕が当たらないようにしましょう。状況からして大差はないでしょうが。


How to use Mabukao in practice

【Zhener】どんな状態で使うのか、それはアタシでも分かる。相手が自分より左側にいるときやろ(laugh)?


【BaiNiang】そうですね。では具体的に、どんな状況でそうなりますか?


【Zhener】え?


【BaiNiang】普通私たちはなるべく相手を正面に捉えようとしますから。


【Zhener】そういやそうだ。じゃあこの技は意味がないのでは・・・。


【BaiNiang】例えばですが、突然暴漢が鈍器や刃物で襲いかかってきた。私達は丸腰だったのでとりあえず相手の突進を右方向に動いてかわし、左側にいる暴漢を馬歩靠で突き飛ばす。


【Zhener】Katasukashi(Jap style Sumo-Wrestling)みたいなモンかな?Sumoではあまり好まれない技なんだけど。


【BaiNiang】接近戦のみの技ですが、組んでいて左側に逃げられた際にも使えますね。


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