The man that berry about animal is dangerous, & he will have to catastro.
【Zhener】今回紹介するのは”The Black Cat”(E.A.Poe, 1843). 幼少期から動物を飼ってきた男がある頃から動物虐待をやりだし、そして人生が傾いていきやがて破滅するまでを描く。しかし動物虐待する奴ってロクなのがいないよな、今も昔も。まぁ動物に限らんけど・・・ん?なんか言いたいことありそうだね、言ってみな?
【Lindhorst】いや何となく真児さんもやってそうな気がしたんで・・・違いますか?
【Zhener】アタシはしねえよそんなん。せいぜい猫のヒゲを切る位かな(laugh). それにアタシは”No Eat, No Kill”から。
【Lindhorst】ふふふ、らしいですね。でもこれで私達は倭国の某大手出版社から依頼が来なくなりますね・・・(laugh)
【Zhener】どのみち来ないからがっかりもしないかな。倭国の奴に意味なんざわからんだろうし。
We don’t understand his motivation.
【Lindhorst】タイトルが”Black Cat”なのは虐待を受けた動物の描写で黒猫が特に多かったからだろうか。
【Zhener】でもさ、この男の動機が今ひとつ分からんのよね。昔からこうだったわけでもないし。
【Lindhorst】主テーマは”動物虐待男の破滅までの経緯”なのであまり関心を持たなかったのでしょう。
【Zhener】まあね。でもそれも描かれていたらなおさらよかったのに・・・関係の上でね。
【Lindhorst】What is Rerationship?
Zhener is compared with “The Black Cat” & “Der Sandmann”.
【Zhener】あぁ。ズバリ”Der Sandmann”(E.T.A.Hoffmann)との比較ね。幼少期の恐怖に取り憑かれたNathanaelが狂気の世界に落ち込み破滅するまでを描いているあの作品。
【Lindhorst】主役が破滅するところは同じですが・・・
【Zhener】でもNathanaelの恐怖の対象は”Sandmann” とはっきりしていた。その恐怖がCoppeliusやOlimpiaを呼んだわけで。
【Lindhorst】成程。それに対して黒猫を虐待するようになった動機が見えないのは物足りないと。
【Zhener】せいぜい罪悪感の隠喩でしょ?そりゃ殺しは事件の華だけど(laugh), そこだけだと深みや味わいに欠けるなあ。短編小説とは言えその程度なら若干長くなる程度でしょうに。
【Lindhorst】それが作品の敷居の低さにつながりました。確かにPoeはHoffmannより有名になったけど、初心者・低級者向けなのかもしれませんね。
【Zhener】アハハハ、低級者向けかぁ。そういや”Der Sandmann”は心理学者(精神科医か)が分析の対象にしてたな(その見解が正しいかどうかはさておき)。”The Black Cat”はそういうのなかったの?
【Lindhorst】なくはないでしょうが、あまり有名なのはありませんね・・・