"The Nightingale and the Rose" is sadly tale.

Do Men want Women?

【Mermaid】北半球は9月も半分くらい来ました。南半球もそうだったか(笑)。相変わらず日中は暑いけど、夜は大分過ごしやすくなりました。私たちはCovid-19を避けるため夜に買い物に行くのだけど、日によっては涼しいですね。


【Zhener】それでも就寝時には扇風機が欠かせないけどね。朝起きたらシャツが汗でずぶぬれ、ってことはなくなった。


【Mermaid】ところで真児さん、人(特に男性)は涼しくなったら異性が欲しくなるものなんでしょうか?


【Zhener】さぁ?あたしは年中無休だけどね人魚ちゃん。あっ、誰でもいいわけではないですよ(笑)。


This Nightingale can understand the schoolar's mind.

【Mermaid】この記事で紹介するお話は"The Nightingale and the Rose"(Oscar Wilde)です。では真児さん、粗筋をよろしく。


【Zhener】ある学生が嘆いていた。片想いの相手が「紅薔薇を持ってきたら、一緒に踊ってやってもいい」。しかし彼の自宅の庭には紅薔薇はなかった(白薔薇はあった)。勉学には打ち込んできたのに、自分の想いは些細なことで叶わないのだと大いに嘆いていた。


【Mermaid】うーん・・・想い込みの強い学生さんですね。妙な条件を出してくる女性は警戒した方がいいのですが・・・。


【Zhener】まぁまぁ。その嘆きを彼の自宅の庭に棲んでいるNightingale(小夜鳴鳥)が聞いていた。その才能の有無はさておき、己の届かぬ想いを詩にして滔々と歌う学生。誰も聞いていないはずの苦い恋のつらさをこの小さな鳥は聞き、その小さな胸に響かせていた。


【Mermaid】勤勉な学生さんだから、きっと詩もお勉強していたのですね。


【Zhener】多分ね。庭に暮らす連中は冷ややかに見ていたが、鳥は本気だった。なんとか学生さんに紅薔薇を届けてやろう。そして彼女(?)は薔薇から薔薇へ飛んでいき、彼ら彼女らに希望の品を求める。しかし白かったり黄色だったりして思う薔薇は手に入らない。そして彼女はとうとう紅薔薇に出会う・・・のだが、奴(紅薔薇)は非情にも「今は冬でもう寒いから、今年は閉店!」と通告する。まぁ売る売らないは店の都合なんだが・・・。


【Mermaid】でも人情はないですよね、草花に向ける非難としては不適切なのかもしれないけど。


【Zhener】しかもこの紅薔薇、鳥に対して恐ろしいことを言い出した!それはここでは書けないが・・・。多分紅薔薇ってのは、死んだ動物の血液で紅く染まるんだよきっと。海に咲かないからあれだけど、海底に咲いたらきっと青い薔薇になるよ(笑)。What color is your blood?


【Mermaid】真児さん、せめて「桜の樹の下には死体が埋まっている」"There are buried many dead under Cherry blossom's tree"位にしましょうよ・・・。


Is Wilde one of the Andersen's follower?

【Zhener】えぇっ!?それ言った奴って物凄くゴリラ顔じゃないですか、嫌ですよそんなの(laugh)。


【Mermaid】彼はそのうち取り上げるんだから、そんなこと言っちゃダメですよ。でもWildeの童話はH.C.Andersenのそれから影響を受けている気がします。これも私の叔母様の話の変形、という感じがするのですが・・・。


【Zhener】まぁ、それはあるでしょうね。あれだけ有名な小説家ですから、影響が皆無とも思えない。第一「自分もあんな話を書きたい」と思わない小説家には、それほど値打ちはありませんし。


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