"The Painted Skin" is traditional story , but it is progressed.

Does human wanna have ability that can transform to someone?

【Mermaid】私たちはある程度なら他のものに化けられるからそれほどは思いません。人間はそうなんでしょうか?


【Zhener】まぁ、色々と悪事が働けそうですから。”他人に変身する能力ability that can transform to someone”なんて悪用以外使い道ないだろ?


【Mermaid】真児さん・・・倭国には”変身魔法少女”の伝統があるのに。


【Zhener】知ってるよ。ちなみにその祖は赤塚不二夫先生ね。あの人、若い頃結構イケメンだったんだぞ?風呂屋に行くお金がなくて、アパートの流し台で身体洗ってたらしいけど(笑)。


【Mermaid】さて、今回紹介するのは"Strange Tales from a Chinese Studio(『聊斎志異』)"の"The Painted Skin(画皮)"ですか。主人公が変身するんですか?


【Zhener】いや違う。敵の化け物が変身するの。


【Mermaid】どういう枕だったんですか、今までは?


The beautiful girl said "I don't have a safety home". But, her essence is ...

【Zhener】太原(山西省)に王という書生がいた。彼が歩いていると、16歳くらいの美少女が急ぎ足で歩いていた。彼女の容姿が良かったので、王は興味を持ち話しかけてみた。


【Mermaid】容姿が良くなかったら素通りだったのでしょうか?まぁそれが世間とは言え・・・。


【Zhener】彼女は身の上を話した。「両親が自分を金持ちに売った。その家の女房に折檻されて嫌気がさしたから逃げている」。彼女は行く当てもないと話したので、王は自分の家に招くことにした。


【Mermaid】本当に流れるような展開ですね・・・。


【Zhener】しばらくの間は何も起きなかった。変わったことと言えば、妻に娘のことを話すと悪い予感がしたのか追い出すよう勧めてきた。王は相手にしなかったけど。あとは街で道士に呼び止められた。彼は相当驚いていた。何でも王は凄まじい邪気が身体から発散しているとのこと。このままだと確実に非業の死を遂げる、とも。やはり王は相手にしなかった。


【Mermaid】某邪教団(統一教会/家族連合)が占いをスタート地点に堕落させる方法を取っていますが、アレみたいなもんですね。


【Zhener】しかし、帰ってみてびっくりした。娘を書斎に入れていたのだが、そこは門が内側から鍵をかれられている(入れない)。王は垣根を乗り越えて窓から覗いてみたが、そこにいたのは娘ではなく”面翠色、歯如鋸(青い顔と鋸の歯のような歯)を持つ”一獰鬼(凶悪そうな妖鬼)”だった!


Ghost was repeared. But, Wang was...

【Mermaid】うわぁ、これは大変だ。さっきの道士さん、凄いじゃないですか。


【Zhener】そう。獰鬼はベッドに人の皮みたいなのを広げて何やら絵を描いている。そしてそれを被ると・・・


【Mermaid】被るとというよりは、”着ると”ですね。件の美少女になったのですね。


【Zhener】御名答。真相を知った王は這いつくばってそこから逃げ、それから街に戻った。道士を探すために。道士は退治を約束し、時間稼ぎのために獰鬼を寄せ付けない蠅払(アミュレットみたいなもの)を渡した。王はそれを自宅の奥の間にひっかけておいた。


【Mermaid】書斎の入り口にかけておいて獰鬼が外に出られないようにすればよかったのに。


【Zhener】さぁね、王は人魚ちゃんみたいに強くも頭が良くもなかったんだろ。最初は奥の間に入れなかった獰鬼は業を煮やして突撃した。そして奥の間に入り、王のお腹を裂いて心臓を取り出して立ち去った。


【Mermaid】この獰鬼、なかなか手ごわいな・・・。


【Zhener】妻の親戚が道士に報告すると、彼は大層怒った。道士としては獰鬼に立ち去らせるだけにとどめておこうと考えていたらしい。道士は王の親戚の家に老婆の姿で上がり込んでいた妖孽を木剣で斬り倒し、そこから出てきた怪しい煙を瓢箪の中に封じ込めた。とりあえず獰鬼退治は終了。


【Mermaid】私も何度か妖孽調伏はやりましたが、この道士さんの手際はなんとも鮮やかですね。これで王さんも浮かばれるというものです。


【Zhener】ところがここの奥さん、とんでもないことを言い出したんですよ。「何とかして夫を生き返らせてほしい」って。


【Mermaid】・・・それは流石に無理なのでは?奥さんの気持ちは私でも分かるけど。


【Zhener】道士は彼女に言った。「自分ではできないが、それをできる奴がいる。市場にいる頭のおかしいのがそれだ。彼に頼め。それと彼に何をされても文句ひとつ言わず聞かないとだめですよ」と。で奥さんは恥をかくのを承知でそれに頼み込んだのですが、散々な目に遭って帰ってきます。さて王さんはどうなるのか・・・。


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【Mermaid】この"Painted Skin"ですが、どこかで読んだことがあります。似た話があったような・・・。


【Zhener】『剪灯余話』に入ってる奴でよく似たのがある。余談だがそれは浅井了意が翻案してるよ。この話はそれらをかなりふくらませた感じはするけどね。


【Mermaid】確かに冒頭や道士さんに対する態度などはよく似ています。


【Zhener】あとこの"Painted Skin"、少し前に実写映画化されています。そうしないと売れないという判断だったのか、『剪灯余話』にかなり寄っているんですね・・・。


【Mermaid】まぁ表現上難しいのもあるでしょうが、それでも寂しい気はします・・・。結構伝統的なものを踏まえているだけに。


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