"La Maîtresse de notre Colonel" is short story.

Winter comes!
Can you prepare?

【Zhener】もうとっくに12月なので冬が来てます。まだ日中はそれなりだけどね。特にコロナウィルス蔓延化の冬だ、エライことになるかもよ・・・。


【Zambinella】去年の今頃はUSAでインフルエンザで大量の方々が亡くなりました。でもあれ、本当はCovid-19だったんですよね?


【Zhener】多分ね。あの"BBQ, BEER, FREEDOM" のオッサン、これからどうするんだろうね?全米の恥部扱いされたけど・・・忘れられるのを待つだけか?


【Zambi】アレはさておき、私達も読者の皆さまも外出時は暖かい格好で。医療用マスクは必須。石鹸(固体液体問わず)手洗いと、できれば洗顔も。そういえば真児さんが今年お化粧をしていないのはそれですか?


【Zhener】いや、面倒くさいだけ(笑)。でもまぁ、命には代えられないじゃん?手だけじゃなくて顔も洗った方がいいわね。


【Zambi】そうですね。どうせマスクするんだから化粧は雑でも、何ならなくてもいい。私もお化粧しないと朝の時間がずいぶん楽になりました(laugh)。欧州諸国は再ロックダウンですし・・・。それにしても冬ってのは恐ろしい。


ロシア遠征大失敗の中の小さなお話

【Zhener】さて今回紹介するのは"La Maîtresse de notre Colonel" (1834,Honoré de Balzac."Autre étude de femme"1842に収録).ナポレオン・ヴォナパルトがロシアに攻めに行って予定より早くやってきた冬将軍に打ちのめされた頃(1812)の、フランス軍のなかの出来事。


【Zambi】60万人でスタートして戻ってこれたのが5千人だったあの遠征ですか。自然、そして冬というのは凄いものです。


【Zhener】その代わり冬は海が凍るので海軍は大変だったけど。で黒海やバルト海、極東方面でGreat Gameを展開しているわけです。そう言えば南クリル諸島もありましたね。最近無血移譲があった気が・・・。いかん、そろそろ小説に。


【Zambi】この短編小説はMontriveau将軍の若い頃の経験です。ベレジナ河を渡ったPoland領の農家で若かりし頃の将軍は将校たちと食事を取っていた。当然男性ばかりなんですが場違いな人が一人いた。RosinaというMessina出身の若い女性です。彼女は砲兵大尉のお連れ合いにして、大佐の愛人。


【Zhener】いきなり愛人かよ・・・。しかしその大佐もアレやね。まぁHirohitler Fxxking Jap Empireみたく”現地調達”するよりは遥かにマシなのかもしれないけど・・・。でも砲兵大尉はいいんだろうか?


【Zambi】このイタリア出身の大佐ですが、長身で魅力的な人物です。また怒らせると何するかわからない人なので。あの時代は欧州のかなりの地域がフランスの勢力下でしたしね。厳密にはあの当時にはまだ「Italy」という国はなかったのですが。


負け戦は人心が荒廃する?

【Zhener】なるほどね。で、その後どうなったの?確かフランス軍は負け戦だったはず・・・。


【Zambi】ええ。粗末な食事であってあまり会話もなく(会話の材料もないだろうし)淡々と進んでいたのです。大佐はRosinaを呼んで外に出た。彼女も行軍で疲れていたでしょうし・・・。


【Zhener】性欲はそんな時でもあるんだな(laugh).


【Zambi】翌朝フランス軍はその農家を出発するのですが、しばらくしてその家から火が出た。それも、相当な勢いで。火事の方からかすかながら女性の叫び声もしたのです。


【Zhener】え?でも何で?


【Zambi】農家は外側から堅く封鎖されていた。砲兵大尉は行軍の前をサクサク進んでいました。


【Zhener】あぁ、なるほどね。やっぱり思うところはあったのか・・・。


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