"The Little Match Girl" that has profound content is good tale.

Today is "New Year's Eve".
2020 is bad year about 杭州新宮.

【Zhener】はぁ、今日で2020も終わりか。毎年言ってるけど「今年も杭州新宮にとってひどい年だった」。来年くらいはいい年にならないとやってられないよ。


【Mermaid】でもまぁ、今年はWeblogのリスタートでしたし。来年以降は期待できますよ真児さん


【Zhener】ならいいんだけどね・・・そろそろ企画をすすめていかないと。このコロナウィルス蔓延のなかでは年末年始の出稼ぎも少ないし。


【Mermaid】伝染病のことも心配ですがそれによる生活の危機も心配です。新自由主義はもう世界に必要ないのでは、と私は思うのですが。


【Zhener】USA people (without stupid)は頑張りましたよね。まあ反動主義者との闘いをどう展開するのかは見ものだが。”話し合いの見込みのない相手”をどうするのか・・・。


One New Year's Eve, On the street in Copenhagen

【Mermaid】その大晦日に紹介するのがこの"The Little Match Girl"(1845,H.C.Andersen). 大変有名な話ですから内容の紹介はしなくてもよさそうですが・・・。


【Zhener】人魚ちゃん、取り敢えずはやっておこう。知らない奴はまあいないだろうけど。


【Mermaid】そうですね・・・それでは。

ある寒い大晦日の夜、街角で少女がマッチを売っていた。履いていたスリッパは走ってきた馬車に驚いて転んだ際に脱げてなくしてしまい、裸足になっていた。しかもマッチはまったく売れない。売れないまま帰宅すれば父親に殴られてしまうので帰ることもできない。


【Zhener】うぅむ・・・オバちゃん(真児本人)がその場にいたらマッチを買えるだけ買ってその親父に制裁を加えるのだが。


【Mermaid】真児さんらしいですね。あまりの寒さと空腹に耐えきれず少女は暖を取るためマッチをすった。するとその火の中には色々なものが浮かんできた。それらはストーブだったり鵞鳥の御馳走だったりクリスマスツリーだったり。しかしマッチの火の中にあるものなので、それらはすぐに消えてしまう。


【Zhener】手の届かないものなのね、切ない・・・。


【Mermaid】そして少女は空を見るとそこには流れ星があった。あぁ、誰かの命が尽きたのだ。彼女を可愛がっていた祖母が生前そう話していたのです。そして彼女は残ったマッチの束に火をつける・・・。


Essence of this story

【Zhener】大変有名なお話なんで世界のあらゆるところで翻案されたりしてるんだけど、果たしてどれくらいがこの作品の本質を捉えているのか。


【Mermaid】確かにそうですね。酷いものだと「需要と供給!」とか言い出す。流石に私も「これが何で企画を通ったのか?」と相手の頭の程度を疑いました。だったら路傍の石仏(真児注:地蔵菩薩)に備えればいいのか?


【Zhener】世の中には「勉強だけできた馬鹿」や「勉強すらできなかったが、ゴマすりだけは上手かった馬鹿」がやたらと多いからねえ。まああまりにも中身のない書籍なんで立ち読みで充分だな。H.C.Andersenの作品(特に名作)は年齢の経過と共に読み方が変わる。この作品だったら貧困や児童虐待、そしてそれらに対する無関心だろうか。


【Mermaid】そうですね、その意味では私も真児さんももう子供ではないのです。これらは古今東西南北を問わず存在していた。それらから目を逸らさず、話のすり替えを自他ともに許さず受け止める。私達はそう捉えています。


Fujitaka Jubilo & Match Girl

【Zhener】アタシはこの話に触れる度にFujitaka Jubiloを思い出す。あの漫画家、この話が好きなんだよなぁ・・・。


【Mermaid】Not Fujitaka Jubilo, but Fujita Kazuhiro. でも藤田先生も歳を経て見方考え方が変化しましたね。


【Zhener】”誰か早く助けろよ!”から”自力更生!”(『うしおととら』の頃)。そして”悲劇ではあるが、何らかの意味を持って現れた”(『月光条例』の頃)。変に世間ずれしたわけではなく「考えが深まった」。


【Mermaid】藤田和日郎はいい書き手だが、同時にいい読み手でもあるのですね。勿論このお話がそういう奥深さを持っていたこと故ですけど。子供が読むためのお話ですが、子供でなくなっても読めるのはAndersenの才能の偉大さに他なりません。


【Zhener】でもなぁ、アタシとしちゃ不満もあるんよ。確かに悲劇と喜劇はそれだけで作品の優劣にはならない。しかし駄作には価値があるのか?その作品の本質や、書いた奴の精神が腐敗していたら?姐々盟友とアタシの激烈な格差をどう考える?


【Mermaid】それについては私はこう考えます。駄作は駄作として紹介・解説すること。その方が世の中にもたらされる利益が大きい。


【Zhener】反論できないのがまた悔しい・・・。


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