"One evening, the old gardener meets immortal-girl in his brossam-garden." is fantastic novel!

Protagorast of this tale is lonely old man.

【Zhener】はい、今回紹介するのは"One evening, the old gardener meets immortal-girl in his brossam-garden.(灌園舅晩逢仙女)" 。著者は例によって超天才、夢龍です。


【Mermaid】主人公が特殊だと聞いています。確か農業経営の老人だとか。本当ですか?


【Zhener】本当ですよ。それを「変だ、そんなもん売れない」と見るか「ユニーク」と見るかは人それぞれ。


気難しいが基本的にはいい人な秋先老人

【Mermaid】主人公の老人について教えてください。


【Zhener】彼の名前は秋先。奥さんは先に逝き、子供たちも独立して現在は独り暮らし。彼の特徴はとにかく花が好き。彼が所有する花畑はとても見事なもので、四季折々の花が咲き乱れるといったもの。インチキな花売りが茎を切っただけの花でも買い取り、見事に根付かせてしまうのだ。流石に誇張だと思うけど・・・。


【Mermaid】へえ、いい人ですね。


【Zhener】まあ、花が嫌いな人はあまりいないがね。彼の場合、それが明らかに逸脱していた。花がしおれて枯れると大泣きしてその花をきれいな水で何度も洗う”葬花”という儀式をやる。ぞんざいに庭園を扱う輩に対しては罵倒して出入り禁止にする。


【Mermaid】後者はともかく、前者は以上ですね。普通じゃないわ。


【Zhener】近所の人たちは変わり者とは思っていたが基本的に善人なのでそれなりに受け入れていた。果樹もたくさんあって質のいい果実(野菜・果物)が採れる。彼はそれらを近所におすそ分けしたり、売りに出した上がりの利益を恵まれない人々に寄付したりしていたからなのよ。


仙女はなぜ?

【Mermaid】さて、仙女が彼とどういう関係なのですか?


【Zhener】権力者の息子の悪党と揉めた際に出会った。彼女はお約束だがえらい美少女で、秋先を助けてくれる。彼も彼女が普通の人ではないことを何となく分かっていた。名前を”司花女”という。王母娘々のところで働いてるから、多分姐々とも面識あるだろ。


【Mermaid】なるほど。


【Zhener】でも彼女、ただ親切なだけではない。やる時にはやるんだ。


【Mermaid】美人なだけじゃないんですね。


この作品に影響を受けた小説家

【Zhener】世間一般ではあまりメジャーとは言えない小説だけど、影響を受けた小説家が二人いる。


【Mermaid】それは誰と誰ですか?


【Zhener】まずは。『紅楼夢』で林黛玉が”葬花”をやっている。黛玉みたいな美少女がやるならいいが、秋先みたいな百姓のジジイがやるとなると・・・苦笑するしかない。


【Mermaid】でも、あんな貴族の令嬢に影響を与えたのだからものすごいお爺さんですよね(笑)。


【Zhener】どういうフォローだよ。次に倭国人小説家の佐藤春夫(和歌山県新宮市出身)。奴は『百花村物語』というコピー・・・じゃなかった、翻案小説を書いている。いや、翻案じゃなくて翻訳かな?でも、倭国では既に忘れ去られて久しい・・・。


【Mermaid】倭国人は”超天才・夢龍”の存在を徹底して知らせたくないのですね。くだらない・・・。


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