Fēng Mēnglong is a greatest novelist!

He has several jobs & careers.

【Zhener】この記事は小説家を紹介します。今回のテーマは馮夢龍Fēng Mēnglong(1574年-1646年)です。私たちにとってはとても重要な人物かな。


【BaiNiang】そうですね、真児。彼はとても大きな仕事をしました。ですが彼のは小説家だけではありませんでした。


【Zhener】彼の仕事と肩書は・・・編集者、ジャーナリスト、政治家と多種多様だな。姐姐が私に編集者になることをすすめた理由は彼ですか?


【BaiNiang】そうです。世間を知っている方が今後のあなたには有益ですから。閑話休題、彼は複数分野の人だったのですね。現代なら大谷翔平さんみたいな感じでしょうか。


【Zhener】もしそんなことを言われたら夢龍のおっさんは小躍りして喜ぶな。最近の大谷君の元ライバルの体たらくを見ると特に!私も高級マンションの合コン行きたいよ、そして握り寿司が食べたい。


【BaiNiang】真児、それは言ってはいけませんよ。


【Zhener】夢龍は大都会蘇州市出身。この蘇州市と杭州市を拠点にして遊んでいた。ある時手痛い失恋をし、それ以降は文筆活動に専念する。


【BaiNiang】勿論彼は近世中国の文化人なので科挙も何度も受験しましたが、それには及第できなかった。しかし小説家・編集者として成功した彼はコネを使って最晩年は寿寧県の知事になります。善政を行ったので私たちも鼻が高い。


彼は短編小説の名手

【Zhener】小説家としての夢龍の最大の功績は短編小説集『喩世明言(『古今小説』を改題)』、『警世通言』、『醒世恒言』かな。


【BaiNiang】そうですね。長編小説『三遂平妖伝(The Three Sui Quash the Demons' Revolt/en, 但し"demon"よりも"evil"の方がよりいい)』もあるのですが、それほど評価は高くない。短編作品もある程度パターンは決まっている。しかしその内容が面白くてレベルが高かった。その後のジャンルの在り方を変えたほどの傑作がいくつもあるのです。


【Zhener】主人公の少なからずが水商売の女性、老人や若者など社会的に力を持っていないんだよね。彼はこれも李卓碁(1527-1602、明帝国時代の思想家。王陽明Wang Yangmingの流れで最も過激な人物)の影響を受けた結果なのでしょうか。


【BaiNiang】そう。夢龍はジャーナリストでもあった。社会的弱者に対する視線の暖かさや権力者や世間の価値観と対決する姿勢はそれゆえでしょうか。そんなこと思いもしないジャーナリストもどきが昨今どこかの地域では多いようですが。


【Zhener】遊び人時代の経験が生きたのか、彼の描く水商売の女性は生き生きとしていて格好いい。クラリモンドがこう嘆いていた、「欧州の文芸批評家は彼の水準に未だ達していない」。


【BaiNiang】夢龍の才能がそれだけ特異なものだったのでしょう。彼女の不遇はもう少し続くでしょうね。今度会ったら私は彼女を励まさないといけない。


【Zhener】我々杭州新宮は彼女の為にも活動している。そう遠くない将来、彼女の憂鬱は終わるだろう!


Effects of His works in Chinese-Cultural-Area

【Zhener】夢龍の作品の文化的影響について論じます。まず中国ですが、それはとても絶大ですな(不敵な微笑)。


【BaiNiang】ええ、本当にそうです(不敵な微笑)。彼の短編小説のうちいくつかは映画・演劇・講談の題材となりました。そして今でもそうあり続けています。それらは完成度が高かったこともあります。しかし同じくらいに、人々の感情をとらえた。


【Zhener】単なる経済効果だけを考えても絶大だもんな。


【BaiNiang】そうですね。これからも中国文化圏では彼は称えられ評価されていくのでしょう、経済的にも文化的にも。


Effects of His works in Japan

【Zhener】夢龍はまた倭国でも”翻案”という形で近世によく取り上げられた。しかし、その完成度は本人に遠く及ばない残念極まるものだった(嘲笑)!


【BaiNiang】私は彼の才能は漫画家の鳥山明先生のようなものだと考えています。既に述べましたが、あれは模倣するには難しすぎた。I think his tolent is like Akira Toriyama's one. That was too difficult to learn.


【Zhener】うん。当時の倭国の物書きどもはペンで食べていくには素質がなさ過ぎた。それと書き手の内面の問題。夢龍の精神は間違いなく自由人のそれだった。しかし近世倭国の書き手のそれは自由とは程遠かった。しかも未だにあんなものどもを「傑作!名作!」と評価している。あいつらは元々自由闊達とは縁がないのだろう。


【BaiNiang】真児、本当に辛辣ですね・・・。


【Zhener】姐姐、私は間違ってはいないよ。夢龍は現在の倭国で取り上げられることはほとんどない。倭人どもは自分たちが彼を超えられなかったから悔しくて仕方がないのだ。他の書き手を超えたとも私は思っていないけど。後は奴らの国民的宿痾である偏見差別かなあ。


【BaiNiang】・・・でしょうね。I think so.大陸や中国文化圏での浸透ぶりを見ると誰でも参入したがると思うのですが。


【Zhener】どうせあいつらにはできないよ。それにしても!倭国人は夢龍から少なからず、いや大きな影響を与えてもらった。それなのに奴らは差別心とその裏返しの劣等感・恐怖感・虚栄心・ルサンチマン故に正当な評価をしない。私はこの倭国人の様な態度を”恩知らず”と呼ぶ。


【BaiNiang】真児、それは少し言い過ぎではないですか?


【Zhener】いいえ、全然!まあ最近の状況を見るとどうやら倭国と倭国人のほとんどは世界の舞台から退場するつもりでいるようなので別に構わないんですけどね。


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