Théophile Gautier is Compilation of RomanticNovelist.

ホフマンの最大のフォロアー?Is Gautier the top of Hoffmann's follower?

【Zhener】今回はTheophile Gautier(1811-1872)を紹介するよ。彼は18世紀のnovelist/poet/editor.小説家・詩人・編集者。


【Clarimonde】芸術家の分類としては、彼は浪漫派に当たります。後に距離を置きましたが。


【Zhener】彼は浪漫派の小説家だな。確かE.T.A.Hoffmannのフォロアーになるのか。


【Clarimonde】多分最大のフォロアーでしょう。しかしさらに言えば、Hoffmannから一歩進むことができた。


【Zhener】なるほど。Gautierは浪漫派の集大成でもあるのですな。


"Art for art's sake"

【Clarimonde】ただ、現在においてもGautierはHoffmannほどには言及されないのです。良くも悪くもHoffmannは分かり易かったのですが、Gautierはそうとも言い難かった。


【Zhener】確かにまあ、毒気が足りない気はするわな。もっともそう感じるのは教養のない粗野な連中だけだけど・・・。


【Clarimonde】「毒気が足りない」のではなく「より洗練されている」のです。他には当時の読者に理解されにくい作風だった。作品には活動的な女性が多いのです。


【Zhener】それが彼の主張する"Art for art's sake"であったとしても?


【Clarimonde】そうです。だからこそ、もっと読まれて再評価されてほしい。


【Zhener】う~ん・・・"Mademoiselle de Moupin"のあの駄々長い序文は読んでいてだんだん嫌になるんだが・・・。


【Clarimonde】あぁ、それは分かります。でもちょっと我慢して(笑)。


The effect that Gautier gave to UK.


【Zhener】でもまぁ、欧州だとフランスよりはUKに影響を与えたんだよなGautierは。それもだいぶん後の、確か・・・。


【Clarimonde】19世紀末デカダン派や耽美主義文学を領域としていた方々にです。名前を挙げるならスウィンバーン(1837~1909)やウォルター・ペイター(1839~94)、アーサー・シモンズ(1865~1945)。でも代表的なのはOscar Wilde(1854~1900)でしょう。"The picture of Drian Gray"(1891)の序文は"Mademoiselle de Moupin"の要約ですしね。


【Zhener】なんだ、要点を押さえて書けば簡単じゃん。読む側にとっちゃストレスが無駄にかからんで助かるわ(笑)。まぁ後発なんで考えて書くことができたんだろうけど。


【Clarimonde】そうですね。他に有名な方は・・・挿絵画家・イラストレイターののオーブリー・ビアズリー。彼も何がどうお気に召したのかわかりませんが、前述の"Mademoiselle de Moupin"の挿絵を幾つか(6点)描いています。


【Zhener】Gautierが活躍していた時代にはまだ挿絵が一般的ではなかったのよね。いい時代になったもんだ。


【Clarimonde】そうですね。でもね真児、そんなUK耽美主義文学の方々ですらが私の本質を捉えられなかったんですよ・・・(bitter smile)。


【Zhener】あぁ、見る目がなかったんはパトリック・ハーン一人やなかったんやな。でもそれだから、アタシたちは盟友でいられる。


The effect that Gautier gave to Japland.


【Clarimonde】欧州圏ではUKの方が読まれたのですが、それ以外の地域ではどうだったのでしょうか?


【Zhener】多分アジア内では倭国くらいじゃね?でもなぁ、受容のされ方がよくなかった。倭国ではTaisho Period(1910~25)にWildeのブームが何故か来た。その頃にGautierもついでに読まれたのよ。


【Clarimonde】ついでに?


【Zhener】そう。倭国ではGautierは「Wildeに多少影響を与えた小説家」という形でのみ知られている。その小説の魅力は理解されないで終わった。代表的な面子としては芥川龍之介や谷崎潤一郎、永井荷風、平岡ハム威、あとは・・・佐藤春夫かな。揃いも揃ってバカ(一人はホモ)ばかり!


【Clarimonde】確かにこの顔ぶれを見ていると、倭国では読者に恵まれなかったですね・・・。


【Zhener】まず芥川。コイツは "La Morte Amoureuse"の翻訳をやっている(パトリック・ハーンの英訳からの重訳)。しかしコイツは作品やクラリの本質をまるで分っていなかった!アタシなんかよりもずっとイイ女なのに!


【Clarimonde】それは当然、真児や白娘も分かってないってことになりますよね?


【Zhener】次に佐藤。コイツもあのウスラバカをGautierに匹敵するとか言ってやがる。あのタラコ野郎、何もわかっていなかった・・・。


【Clarimonde】倭国の住人は私や真児や白娘を認めてはいけない国策のようなものがあるのでしょうか?あまりにも不自然に感じます。


【Zhener】倭国粗野卑猴子どもはあの天才をどうしても受け入れられないんだろ。どうせそんなところだ!


【Clarimonde】まったくもってくだらない・・・。


何気に凄いことを達成した欧州小説家Gautier did a terrible works.

【Zhener】あと、まだここでは言えないのだが、彼はある快挙を達成した。「よくここまでたどり着いたなあ、ほぼ独力で」と。杭州新宮関係者ではある称号を彼にプレゼントしたよ。


【Clarimonde】そうですね。それにたどり着けなかった(ラフカディオ・)パトリック・ハーンやマリオ・プラーツはまだまだでした。


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